老人と不動産

2021年06月07日

皆さん。こんにちは。

 

今日は、「老人と不動産」について書いていきます。

 

私は親の介護の経験があります。家で介護するって結構大変です。何が大変かといいますと・・・。子育ての反対で色んなことが段々とできなくなって行くのです。お茶碗を持てなくなる・薬が飲めなくなる・トイレの問題など・・・。まあ~色々です。それと家を空けられなくなります。夫婦のどちらかが家にいなくてはなりません。もちろんヘルパーさんや往診専門のドクターにもお世話になりました。

 

それと、ボケの問題です。これってある日突然ボケる・・・のではないのです。ボケたり、マトモだったり、うすらボケたりを繰り返します。最初は、たまたま1階の冷蔵庫を開けた時に同じお惣菜が何個も出てきました。あれ?と思っていましたが。段々に鍋・釜を焦がしたり、言動や態度がおかしいなります。まともな話をするときもありますし、あり得ないことで怒ったりし始めるのです。

 

皆さん経験ありますか?私にとっては、これらもよい経験です。両親とも亡くなってしまいましたが。ある意味成し遂げた、満足感が残ります。

 

 

グラフ

最近特に多いご相談ですが・・・。「おじいさん、おばあさん」の財産の処分についてです。

 

年を取って施設や病院に入れるのですが、段々に経済的に苦しくなってくるケースが多くなっています。何年続くかも分かりません。そこで、自宅や持ってる土地を売りたいといったご相談です。残された子供がそれぞれに負担していたが困窮してからのご相談が多くなりました。

 

実はこれ・・・結構大変なのです。頭がしっかりして場合は何とかなるのですが(それでもコロナ対策で簡単に面会できない)

そうでない場合は「法廷後見制度」を利用しなくてはなりません。家庭裁判所への手続きとなり。手間と時間がかかります。勝手に書類を作成して売却してはいけません。

 

出来ればそうなる前にご相談をお願いしたいと願っております。