その土地、あの家、誰のもの?
2021年06月21日
皆さん。こんにちは。
今日は「法務局」について書いていきます。
私たち不動産会社が一番お世話になるのが、法務局となります。ここでは不動産の登記の関係を調査できます。
仮にお客様が、あの空き地が欲しいので調べて欲しいとか、あの空き家の草刈りをお願いしたいが、どこの誰の物か知りたいといった場合にも基本的に誰でもここで調査ができます。
私もそういった相談を時々受けます。一般的に郵便の住所と法務局の地割・地番は違いますので、住所で調べますと全く関係ない方に連絡することになります。(同じ場合もある)
最初に公図(図面)を申請してその土地を特定いたします。道路にも地番が付いていますし、その土地が一筆とは限りませんので慎重に調べます。次に登記識別情報を取ります。取得の原因や地目・面積・所有者の登記時の住所・氏名などが明らかになります。
これは当時の住所ですので、お手紙を出しても戻ってくるケースが私の実務では3分の1はあります。そうなると行方不明となります。
ご自分の土地を売りたいが境界がハッキリしなくて困ったとか、色々なケースでは費用が掛かりますがそういった方(行方不明)にも連絡は付きます。
もしも、そのような土地や建物がある場合もお気軽にご相談ください。