最近の住宅事情

2022年03月14日

皆さん。こんにちは。

 

今日は「最近の住宅事情」について書いていきます。

 

住宅の購入予定の方は、薄々お気づきかと思いますが・・・。住宅購入は今後は、結構厳しい時代になりそうです。

 

先日も、県内実績NO1のA社さんの社長さんとお食事をしたのですが、最近の住宅の単価は既に坪70万円以上との事でした。いや~。正直びっくりです。県内に進出した当時は、坪28.8万円といった横断幕で集客していた会社です。大手のフランチャイズですから、部材や製品は問題なく供給できるとの事でした。

 

又、各住宅メーカーの、幹部の方ともお話しておりますが、なんと最低、坪100万円以上との事です。 

 

小さな住宅会社では坪70万円が一か月で更に坪5万円アップしたとか、恐ろしい話が沢山聞えてきました。まあ~。それでもキチンと部材が入れば良いのですが・・・。玄関ドアがないとか、エアコンがないとか、食洗機などは既に欠番になったとか大変な状況です。(今の玄関ドアには電子部品が入っているため。半導体がないと使えない。)

 

また、契約も、完成時期が延びる場合や同等の製品に置き換えても良いとの文言、コロナによる影響も謳われております。

 

いつになったら完成するのでしょうか。住宅建設にはたくさんの部材・材料が必要ですし、電気屋さん・ガス屋さん・水道屋さん・基礎屋さん・大工さん・内装屋さん・外壁屋さん。など沢山の人の手がいります。職人さんがコロナやその濃厚接触者になると現場はストップしてしまいます。

完成時期が延びる事は、つまり、つなぎの金利や色々な負担がお客様に発生することを意味しております。ギリギリの資金計画ではパンクする可能性もあります。

 

同業者のリフォーム工事でも工期が1ケ月の予定が、4ケ月でも完成しないなどの話は色々聞えます。(物があっても職人さんがいない、or職人さんがいても物がないなど)

 

それでも、利益を取れる会社は良いのでしょうが、生き残りをかけて、これから住宅会社も不動産会社も大変な時代になりそうです。

 

そんなところに持ってきて、ガソリンの高騰やインフレが発生しておりますので、先行きが本当に不透明になる前に思い切って決断するのが良いのかもせれません。

 

今回は、少し厳しい話になったかもしれません。当社も、より一層、真面目に取り組んでまいります。