お世話になった先輩。

2021年09月27日

皆さん。こんにちは。

 

今日は「お世話になった先輩」について書いていきます。

私が住宅会社に入社して6年目ぐらいでしょうか。ある支店に勤務していた時に大変お世話になった先輩(当時の役職は所長)にKさんがおられました。ちなみにあだ名は「モアイ像」または「鉄人28号」です。大変大柄で寡黙な方でした。

 

一般的に営業マンは、身振り手振りで良く喋るといったイメージではないでしょうか?ところがこの先輩は寡黙です。ほとんど喋りません。

私も中堅どころとして、新人や2年生と一緒に同行営業をしておりましたが・・・。もう一押しといったところで契約が取れないときに・・・。最後の切り札としてK所長の登場となります。同行営業の心得として同行者を立てる・・・。一歩後ろで口を出さないといった決まりがありました。

さて、お客様のお家に訪問しますと・・・。ご挨拶の後は~ズーっと無言が続きます。・・・苦しくなってお客様が質問したときは手短に答えます。・・・また沈黙が続きます。再度の質問にも手短に答えます。お愛想や・おべっかもありません・・・。

 

ほとんどの事は事前に説明済みです。・・・・シーンとしと時間が続きます。とうとうお客様から次はどうすれば良いのか?の質問です。

「次はどうするのかです。」・・・「契約です」だったかそんな会話があって契約となります。

 

後々、お客様は「すごい信頼感があった。」・・・「あの時押してもらって良かった。」とか「建物が頑丈に感じた。」

まあ~。評判は最高でした。

 

後に私の仲人にもなってもらった尊敬できる寡黙な先輩のご紹介でした。

 

モアイ像